北陸新幹線の新小浜が開通すれば日本海の北丹後への旅行もしやすくなるかな。

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北陸新幹線は現在金沢止まりだが、今後は福井を超えて敦賀まで行く。
現在でもこれだけ北陸新幹線の工事が進んでおり、完成は間近である。

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これが決まっているのだが、これによって天橋立舞鶴などの北丹後地方への旅行がしやすくなるのではないかと思う。

 

現在、北丹後地方への旅行は関西の人であれば大阪や京都から特急列車で1本。
城崎温泉天橋立舞鶴まで2時間強で行ける。

 

だが、関東の人間にとっては話が違う。
この北丹後地方は関東の人間にとって馴染みが薄い。

 

もともと関西の人の温泉地であり、冬はカニで有名な日本海である。
関西の色が濃い観光地である。

 

関東の人間は城崎温泉や間人温泉などにはそれほど行かない。
それは交通の便が悪いことが関係している。

 

北丹後は京都から3時間ほどかかるため京都観光とは別の日程を用意する必要がある。
また飛行機で行く場合でも鳥取コナン空港から各停で2時間ほど、レンタカーでも同じような時間がかかる。

 

北丹後地方は関西に居住している人が一泊で行ける十分な距離なのである。
それが関東の人間には京都や大阪の大きな観光地から移動してさらに離れて宿泊するため、宿泊先に選ばれにくい。

 

だが、この北丹後地方も北陸新幹線の延伸開通で変わるかもしれない。
敦賀や新小浜が開通すれば、北丹後地方へのアクセスが開かれる。

 

特に新小浜が開通すれば、そこから天橋立舞鶴のある西へ向かう特急列車を利用すれば新しいルートが開かれる。(現行はないが)

 

天橋立日本三景というだけあって需要はある。
ここは冬の松葉蟹も美味しいため、関東の人も来るはずである。

 

この敦賀or小浜〜舞鶴天橋立城崎温泉のルートを通る特急でもあれば、ここは観光地として関東の人が増えてくるだろう。

ただ現在のような各停だけではやはりアクセスが悪い。
観光地の主要地域である舞鶴宮津天橋立、木津、豊岡、城崎温泉、香住、鳥取などの大きな駅だけを停車する特急を作るべきである。

 

どちらにしても敦賀延伸、新小浜延伸は関東の人間にはいい効果がある。
今後もその効果に期待できるだろう。