九の州の高級宿は全国でも屈指のレベルといえる

 

九の州といえばもちろん九州のこと。
ここ九州にはあの有名な高級宿が多いことで知られている。

 

九州といえば湯布院が高級宿でも有名である。
ここは由布院駅周辺の広大な平地の中に風情のある温泉宿が立ち並んでいる他、山林にはひっそりと別荘のような高級宿が佇んでいる。
このように湯布院の高級旅館が数多くあることが知られており、関東をはじめ多くの人が訪れることが知られている。
九州の中でも湯布院は高級旅館が多いが、これは他にも有名な温泉地である霧島、黒川、長崎、別府よりもレベルが高い。
九州の中でも湯布院は別格であるのだ。

では、湯布院の何がいいのか。
関東の人にとって気付かされるのは、箱根や伊豆、鬼怒川温泉草津とは違い、スケールが大きい。

 

どういうことかというと、宿泊していると宿の大きさや露天風呂の広大さ、自然環境の良さに気付かされる。
伊豆や箱根は旅館の歴史もあり、海や駅前の高層階の建物が多い。

 

こういった高層階の一室が高級客室にリニューアルし、客室露天などを楽しめるタイプが増えている。

 

だが、由布院の高級宿はやや違う。
ここは高層階の旅館が少なく、離れのような客室や古い日本旅館のような広大な敷地に客室があるようなものが多い。

 

言ってみれば離れのような客室が多く、1宿あたりの宿泊人数が少ないのである。
そのため静かに過ごせる他、まるで別荘地に遊びにきたかのような印象を受ける。

 

伊豆や箱根はホテルのような建物が多いためリゾートホテルのようだが、ここ由布院は自分の持つ別荘に来たかのような印象を与えるため、やや温泉地としての価値が違う。

 

これは箱根や伊豆が海沿いにあったり、山の中にあるため敷地の関係があることや都心から近い観光地のため利益を狙って宿泊客を一部に詰めてしまったことが関係しているかもしれない。
ただ由布院にかぎってはそうではなく、関東の人にとって八ヶ岳や軽井沢、山中湖のような別荘地に行ったような錯覚をさせるのである。

 

また由布院の宿は敷地が広い。
箱根や伊豆よりも敷地が広い宿が多く、先程言ったように高層階のホテルもない。

そのため露天風呂付きの客室が豪華である。
伊豆や箱根はベランダに露天がついた宿が多いが、ここ由布院は庭に露天があったり、同じテラスでも広大なテラスに露天が付いているなどスペースが広い。

 

地価の影響などがあるのかわからないが、箱根や伊豆よりも露天を楽しめると思う。
露天好きほど由布院へ行ってほしい。

 

ここ湯布院は全国でも屈指のレベルの温泉地である。
是非ともこの由布院の高級宿に行ってほしい。