これスタグフレーションじゃないかと思う

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物価が上がっているらしい。
たしかに最近はガソリンもそうだが、ものが高くなっている。

少し前まで、例えば2015年は1リットル99円なんてこともあったが、現在は140円ほどに値上がりしている。

 

また食べ物も同じように値上がりがしているし、資材や素材など飲食物以外にも値上がりが始まっている傾向を感じる。

 

日本はずっとデフレの国であったが、最近はデフレにもかかわらず物価だけが上がるスタグフレーションが起きていると感じる。
スタグフレーションとは物価が上がるにもかかわらず、給料などが下りデフレになる状態のこと。

 

本来の国なら物価が上昇し、それにつれて給料なども上昇して成長していくことが望ましいんだが、日本は逆に給料や所得が下り、物価だけが上がるという最も危険な事態になっている。

 

今まではデフレは金持ちに有利なんて言われていたが、スタグフレーションになれば金持ちも所得が目減りしていく。
今まで安泰だった人たちも少し投資先を変えたり、対処しているだろうが、いつか課題にぶつかるだろう。

 

日本は金融緩和は行ったが、財政出動はしなかった。
アベノミクスで安倍政権はジャブジャブと株式市場にお札をばら撒いたが、それは外国人投資家に流れるだけのお金になったのだ。

東証の取引は7割が外国人であるから、言い換えれあ日本人ではなく外国人にお金をばら撒いたということ。
それを何もわからずに「アベノミクス!」と称賛して、支持してきた結果、いま国民が貧乏になりつつあるということ。

 

もはや気づいた頃には遅いのである。
これを警鐘していたのは経済学者や政治学者であって、金融緩和が何かをよく知っていた。

 

では、これからどうなるのかはわからない。
欧州の貴族であった英国ロスチャイルド家のジェイコブ・ロスチャイルドは世界的な実験と言っていたようであるが、この行方はまさに不明。

 

今、日本以外にもアメリカでもインフレが起きているようだが、世界的に経済状態は非常に不安定になっている。
今後はさらに不安定になるかもしれない。