箱根のあじさい列車と紫陽花について

 

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神奈川県の観光名所に箱根がある。
実はここはあじさいが有名な場所でもあり、この梅雨の時期はあじさい観光列車が運行していた。

 

この列車は箱根湯本から強羅まで行くのだが、途中にはあじさいが咲き誇り、四季折々の美しい風景を見してくれることから人気があった。
梅雨の時期はあじさいだが、秋は紅葉、冬は雪景色、春は新緑などそれぞれの季節で見どころがある列車だ。

 

ただ今年は夜のライトアップはないようだ。
昨今の状況から見ればわからなくないが、やはり寂しいと感じてしまう。

 

箱根の見所だが、紫陽花はそれほど多い気がしない。
箱根は意外と特定の花を売りにした公園は少なく、山全体として自然が多いように思われる。

 

梅雨の時期は意外と見どころがなく、あじさい列車は楽しいが、それ以外はイマイチだ。
箱根の植物園もあるし、湿地もある。

また有名なすすき野原もあるが、自然として有名な場所は思い浮かばない。

 

あるとすれば大涌谷だが、あれも植物ではない。

 

 

そう考えてみると、箱根は意外と花を名所にした観光先が少ない。
ひたち海浜公園のコキアやネモフィラ、足利フラワーパークの藤の花、こういった見るものが箱根では少ない。

 

これは土地の問題もあると思っていて、箱根は土地が少ない。
山に囲まれて温泉はあっても、公園のように整備できて、花を植えられる名所になる公園はないのである。

 

もし箱根にいい花の名所があれば、それぞれの季節に多くの人が訪れるだろう。
箱根といってもやはり梅雨の時期は閑散とする。

 

この時期は蒸し蒸しするし、見所もなく、植えられるのも紫陽花くらいであるため、もっと紫陽花を国道の沿線に植えたり、見所を作っても面白いと思う。